セゾンカードの不可解

銀行で金を引き出して、セゾンカウンターに、滞納していた1月4日引き落とし分と2月4日引き落とし予定分を払い込みに行ったら、今払うと2月4日に二重引き落としされることになるので、引き落とし口座の残高を引き落とし予定金額以下に減らしておくようにと指示された。

これはしかし何とも不可解な話だ。ただ顧客マスターの情報を払い込み済みに書き換えておくだけですむことだ。

こんな初歩レベルの顧客サービスに対応できていないとは、デジタル情報処理の時代に全く理解しがたい。

マナーって概念はどこ行った。

埼玉の某駅で仕事の待ち合わせ時間まで駅近のカフェで読書や作業をしているとき、オレが座っていたカウンターの左真横の席に変なサラリーマンが突然座った。

そのカウンターはさらにその左方向に6つくらい席があり、ほとんどすべて空席だったのになぜ真横に座らなければならないのだろう?

スパイかそれともホモか?お陰でこちらの思考は中断され、いやな気分にさせられてしまった。

混んでる店なら仕方ないとしても、こんなガラ空きの状況でなぜそんな選択をするのか?他人との距離を維持するのは社会生活を円滑に遂行するための最低限のマナーではないのか?

これでこちらの気分は破壊させられた。それが隣のヤツの狙いなら大成功だが。

武装勢力の資金源

真偽のほどは定かではないが、日経新聞によると、イラク武装勢力は主に湾岸アラブ諸国の慈善団体を通じた「浄財」を資金源に、現地の失業者を雇っているのだという。

その報酬は、イラク中・北部のスンニ派地域で、作戦参加の日当が10〜100ドル、米軍へのロケット砲による攻撃が一発400ドル、迫撃砲は100ドル、狙いを外すと半額以下なのだそうだ。

また、スンニ派原理主義者が支配するバグダッド南方「死の三角地帯」と呼ばれるイスカンダリアでは米兵一人殺害すれば3000ドル、対立するシーア派聖職者一人は1000ドルのボーナスが支給されるなどやけに具体的な数字が並んでいる。

以前、武装勢力の資金源として、人質の身代金が充てられる可能性について言及したことがあるが、今回の報道が事実なら「浄財」ってのは相当莫大なものであり、武装勢力が人質を取ってアルジャジーラやインターネットなどで犯行声明を繰り返していたのは単に示威のみの目的だったのだということが明らかになってくる。

あるいは新興勢力の場合には自軍の宣伝行為に過ぎなかったのかもしれない。

被疑者逮捕

奈良の女児殺人事件の被疑者が逮捕されたが、これが事実とすれば、犯人の人相からしても宮崎勤事件に酷似しているように感じる。そこからはこのような人間が形成される過程に何らかの普遍性があるのだろうということが類推できるわけで、結構奥が深いのかもしれない。

TSUNAMI DISASTER

CNNの報道によると、TSUNAMI DISASTERによる死者の数が60000人を超えた。間違いなく今年最大の惨事だ。

アホみたいに少ない金額かもしれないが、REDCROSSに10ドル寄付した。

日本のニュース報道は、日本人被災者に関するものに偏り過ぎていて、かえって全体的な状況を見えにくくしている。

冷静に状況を見つめるためには自分なりの情報獲得手段を確立しなければならない。

今回の惨事は果たして対岸の火事で済ませられることだろうか。想像力を働かせねば。

アラファト死去

この件で、パレスチナ問題がどのような展開を見せるかは不透明だけど、パレスチナ人にとっていい方向に向かう可能性は低いだろうな。

カリスマを失うってのは政治的にもメディア的にも痛いよ。パレスチナ人とユダヤ人の間で無意味に殺し合うのは止めるべきなのは当然なんだけどね。

ポストアラファトを見定めてこれなかったアラブの戦略も甘かったんじゃないか。結局のところ内部対立になっちまったことでアラファトのラマラ幽閉はイスラエルの戦略として成功に終わる気がする。

アメリカのバックボーンはやっぱ強いね。ブッシュ再選も追い風に違いない。

日本のマスメディアもこういう複雑な問題には頬かむりだね。下手にオピニオンは出したくないってことだろうけど。

パワーに任せたような現在の世界状況が、善きものとして思考停止の日本人に受け入れられるとすれば、かなり寒いぞ。
もう一度各人が自分の立ち位置を見直すべきだろう。

オレの立場は広河隆一氏の影響を受けてかパレスチナ寄りであることは間違いないが、別に応援するわけでもないんだけど。

TDB−CE

TDB−CEというイベントがあることを知った。

東京デザイナーズブロックセントラルイーストの略で、中央区千代田区の空きビルなどを展示スペースに流用して新たな都心の価値付けを行おうという試みだ。

昨年の10月頃に大々的に行われたようだが今年は9月に規模を縮小して開催されたようだ。

その後の展開についてはウェブで探してもうまく見つけることができないのでさっぱりわからないが、このコンセプトが日常的なイベントとして定着するのかたいへん興味がある。

六本木や汐留などの巨大再開発へのアンチテーゼとして力を持って欲しいと思う。

来年は自分も何らかの形でかかわりたいと考えている。