バーゲン

毎年恒例のバーゲン行脚をした。有楽町阪急でワイシャツ1枚とネクタイ3本を購入。その後改装セールをやっている数寄屋橋阪急に移動したがこちらでは収穫なし。

例年の順序に従って新宿伊勢丹に行くが、ここでは店のレイアウトが変わってからとてつもなく選びにくくなってしまったことを再確認しただけに終わった。

高所得者層に照準を定めた空間設計にシフトしたためか、バーゲン品が隅に追いやられたような形になってしまっている。

その結果バーゲン品がいかにもバーゲン品的に扱われてしまうことになり、必要以上に安物っぽく見えさせてしまうのである。

この戦略はオレは大失敗ではないかと思う。景気の回復が喧伝され、やれ高いものが売れ出したなどと報道され、百貨店の優等生たる伊勢丹としてはブランド力の誇示のためにもそうした店舗戦略が必要だと見なしたものと思うが、最終的にはリピーターを失う結果になりそうな気がしてならない。
現に自分がまずバーゲンのローテーションから伊勢丹を外そうと考えているわけだ。