ホームレスの行方

先日たまたま通すがった雨の新宿中央公園は人気がなかったが、ームレスの「住宅」密集地だということがわかった。かつて西口構内で生活していた人々が「引っ越し」たのではなかろうか。

公園は静けさが保証されている場所であり、案外住みやすいかもしれない。ホームレスの方々の生活実感はいかなるものだろうか。

しばらく前川崎かどこかでホームレス専用集合住宅が建設されたが、入居したがらない人が多いというニュースを耳にしたことがある。他人の監視下で生活することを潔く受け入れる人間がそう多くはないことをうかがわせるが、いわゆるハコ物行政と言われるサービスの典型であり、提供者側の論理に貫かれているこのような施策が成功したためしはなかろう。

かつて浮浪者、現在ホームレスと呼び慣わすポリティカリーコレクトネスもどきも吐き気を催すものだ。