ボディ・ノスタルジア展再び

ボディ・ノスタルジア展の最終日、吉増剛造という詩人のイベントを見てみようかと近代美術館へ。
しかしすでに定員を超えてしまったらしく、整理券がもらえなかった。なんでこんなブラジルネタの会に人気が集まるのか不思議だが、もしかしたらオレが知らないだけで吉増という人が超有名人なのかもしれない。

ボディ・ノスタルジアではディアス&リートヴェークのデヴォーショナリア「祈り」という作品に目をひかれた。

リオデジャネイロのファヴェーラで路上生活をする子供たちとのコラボレーションであるが参加した子供600人中約半分が8年後に取材したときには死亡していたという下りはショッキングだった。
ブラジルの貧困問題の深刻さは想像以上だ。当然構造的な欠陥を抱えていて、改善は難しいものと思うが、日本におけるホームレス問題と通低する部分もあるだろうか。