伝わる価格戦略とは

JRが羽田空港からモノレールと山手線を抱き合わせで500円均一の切符を4/10〜5/10までの期間限定で販売している。

先週鹿児島へ行ったときはその情報を知らず、なんとなく京急で帰ったがもしモノレールで帰っていたら150円もお得だったわけで損した気分だ。

JRが東京モノレールを傘下に置いたことにより、規模のメリットを働かせることができるようになったということだろう。
ただ、たまにしか空港を利用しない人間にとっては、500円という金額の価値がわかりにくいところが弱点だ。自分がどのくらい得をするのかが瞭然であればあるほどこうした価格戦略は功を奏するものだと思う。

わかりやすく価値感を伝えるのは難しいが、いかにそれを実現するか常に考え続けなければ永遠に勝利はつかめまい。