美の認識は世界共通か

タイや中国の観光客も富士山を見て美しいと感じるとのことだ。必ずしも日本人のメンタリティのみがそれを美と認識させるわけではないようだ。

とすれば美を感じるのは住んでいる場所や教育を含めた生育環境、日常目にしているものや習慣などによって醸成されるものではないということだろうか。

参考になりそうな書籍をアマゾンでざっと調べてみると
■脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界(日本経済新聞社
セミール ゼキ (著), Semir Zeki (原著), 河内 十郎 (翻訳)
■脳は絵をどのように理解するか―絵画の認知科学 (新曜社
ロバート・L・ソルソ (著), 鈴木 光太郎, 小林 哲生
■美を脳から考える―芸術への生物学的探検 (新曜社
インゴ レンチュラー (編集), デイヴィッド エプスタイン (編集), バーバラ ヘルツバーガー (編集)

といった知覚認知システムからのアプローチのものがあるようだが、これらから何らかの知見が得られるか興味を惹かれる。だが豊島区図書館には置いてないようだ。困った。