ハーゲンダッツ、シェアトップに

日本のアイスクリーム市場で、ハーゲンダッツがシェア1位に躍り出ようとしているそうだ。

高級アイスクリームブランドとして確立されたイメージによって他社を逆転する勢いなのだという。

この事実は、ブランド戦略の重要性を物語っている。確かに、高い値段の商品だけをラインアップに並べているメーカーは他には見当たら
ない。ハーゲンダッツ=高級という連想を植えつける戦略が消費者に浸透し、一定以上受け入れられれば、顧客のロイヤルティは離れにくく、安定的に収益を産み出すことになるだろう。

しかしもちろんブランド育成は一朝一夕に成り立つものではない。高級イメージを消費者に伝えるために、CMも外国人モデルを使ってのハイソ感の演出などに力を注いできたことがあるだろう。また、コンビニやスーパーでも、陳列ケースを他の100円アイスとは別に設けさせることに成功したのも一因だろう。