吉野家250円戦略

吉野家が11日から15日まで豚丼を250円のサービス価格で提供するとのこと。いわゆる後だしジャンケンで勝利を呼び込もうという作戦に打って出るようだ。

ブランド価値の低下などという幻想を振り切れず、豚メニューでは後手に回ったのに、投入するや否やなりふり構わぬ低価格戦略に打って出るとは吉野家の無定見ぶりはさすが!とうなずく。

最近、景気の回復に連動してかは知らないが「消費者は価格のみに反応しなくなった」とよく報道されている。一般論的にはそれも一面の真実であろうが、私に関してはこと食については無条件に価格のみに反応する消費者である。したがって200円台のメニューならば一も二もなくはせ参じることは間違いない。この辺は吉野家自体の好き嫌いとは別問題なので複雑なところだが。